R未来がん国際クリニック 秋山 真一郎院長のドクターズコラム【第2回】

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ドクターのコラム
私が考える
がんの先進医療について
R未来がん国際クリニック院長
秋山 真一郎

【第2回】末期前立腺癌に対する2nd GcMAF
     ―最近の経験―

その患者さんは車いすに乗って海を渡って日本に来ました。癌の骨転移による痛みが強かったとみえ、目がくぼみ筋肉のやせは足や胸にとどまらず顔の筋肉まで痩せているのが一目でわかりました。動作も無く硬直しているようにもお見受けしました。

地元の医師は「この癌には化学療法しかない。継続したいが体力的に限界なのでいったん中止します。」と言われたのです。事前に聞いていた状態に比べ一段と厳しく、血液検査やCT画像も含め当院での治療をやるかやらないかの判断をしなければなりません。

「3カ月前までなんとか歩いていました。」との付添いの御家族の話を聞き、「何か容態の変化があればいつでも(私を)呼んで下さい。まずは1カ月の期間限定で治療開始させていただきますがよろしいですか。」の問いに了承されましたので再生未来の免疫療法2nd GcMAFを開始しました。

前述のごとく疼痛による食欲不振の結果筋力低下があるので体重、内臓機能を考慮した上で栄養療法も欠かせません。がん治療はがんを攻撃する武器も大事ですが土台としての体力の向上も重要なのです。一日一日が真剣勝負です。治療を開始して2週間を過ぎたころから体をゆっくり動かせるようになりました。3週目になると表情が穏やかになり食欲が増え、腫瘍マーカーも治療前の1/5にまで下がりました。4週目になるとゆっくりとベッドから起き上がり「良くなってきたので帰国したい。」と言われました。

つい先日まで自力で座ることも困難でしたが家族に支えられ来日し体力がアップして癌も小さくなってきたからでしょうが突然の申し出に驚き、内心大変うれしかったです。2nd GcMAFは1クールの2割しか使っていなかったのですが残りは自国で打ってもらえるとの事で承諾させていただきました。誰もがもっている免疫細胞を強力に活性化する2nd GcMAFを短期間で実感できた1例でした。

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