電場療法(TTF, ECCT)| 電場を発生させて癌細胞の急速な細胞分裂を抑制する治療

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診療のご案内

電場療法(TTF, ECCT)

電場を発生させて、局所的、または部分領域における癌細胞の急速な細胞分裂を抑制する治療です。

電場療法(TTF, ECCT)とは

電場療法の理論はかなり昔にさかのぼります。

電場療法は人体内に電場を発生させて、局所的、または部分領域における癌細胞の急速な細胞分裂を抑制します。 これにより、がん細胞の物理的な破壊やアポトーシスを引き起こします。これが電場療法の基本的な概念です。

正常細胞でも腸の粘膜など速く増殖する細胞がありますが、がん細胞は正常細胞より小さい為、正常細胞は破壊しません。

治療効果

効果は抗がん剤と同じ位とされています。抗がん剤で細胞分裂を抑制すると正常細胞まで抑制するために副作用が出ます。また、残念ながら抗がん剤は薬剤耐性、蓄積毒性などの問題があり、長期間使用できないのが現状です。

抗がん剤に比べて、電場療法は薬剤耐性、蓄積毒性などの問題のない安全な治療法なので、長期に渡り治療が可能です。

電場療法は抗がん剤や他の癌治療との併用も可能です。当院では免疫療法、特にGcMAF (マクロファージ活性化療法) と相乗効果があると考えております。

2nd GcMAF,ECCT等併用肺がん症例

医療法人再生未来の乾利夫理事長が東京理科大学バイオ治療研究会学術集会で講演された2nd GcMAF,ECCT等併用肺がん症例の資料「Macrophages Exhibit a Large Repertoire of Activation States via Multiple Mechanisms of Macrophage-activating Factors」

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脳腫瘍や乳がんの治療例


電場療法によって脳腫瘍や乳がんを治療した例を写真付きで多数掲載しております。

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電場療法|機器の説明と症例


電場療法で使用する機器と癌治療の症例を写真付きで掲載しております。

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電場療法の治療メカニズム

電場療法のメカニズム:一般

  • 弱い中間周波数の直流電場をがんに向けて持続的に発生させる。
  • 電気が流れている周囲には必ず電場が生じている。
  • 電場は電荷(それぞれの物体や粒子などが持つ電気)を持つものを引き寄せる。
  • 例えると重力のような存在。
  • 早く増殖するがん細胞の分裂を抑える。

電場療法のメカニズム:細胞レベル 1

  • 分裂していない細胞の中では、電場は均一である。
  • 細胞分裂は、核が複雑な過程をたどって分裂する有糸分裂(mitosis)と細胞質が2つに分かれる細胞質分裂(cytokinesis)に分けられる。
  • 有糸分裂の初期段階として、主に微小管(microtuble)の重合により、紡錘体(spindle)の形成が開始される。
  • 電場の存在下では、微小管どうしが電場に沿って配列するため、この重合が阻害され、有糸分裂の停止が起こる。

電場療法のメカニズム:細胞レベル 2

  • 紡錘体の形成が完了した細胞内では、一つの細胞から2つの細胞への細胞分裂が開始される。
  • 分裂の際は、細胞の形状が砂時計型となるため、電場の分布が不均一となる。
  • その結果、細胞内の構成成分が砂時計型のくびれた部分に向かって押し出され、細胞の構造が断片的に破壊される。

電場療法の適応

主に、悪性膠芽腫、肺がん、乳がんなどの治療に使われていますが、適応は非常に広く、ほとんど全ての固形がんに適応あります。

したがって、脳腫瘍、肺がん、転移性肺がん、乳がん、食道がん、咽頭がん、喉頭がん、胃ガン、肝がん、転移性肝がん、膵臓がん、大腸がん、卵巣がん、子宮がん、腎がん、前立腺がん、膀胱がん、肉腫などに適応があります。

電場療法の治療方法

当院の電場療法は帽子を被りベストを着る、または半ズボンをはくだけの治療になります。

患者さまの病気と病変部位に合わせて、一人ひとりに合わせて作成したベストを着用します。

そして、電場も患者さま一人ひとりに合わせて作ります。
ご自宅で治療し、1〜3カ月に1度CTやMRIでお体の状態を確認しながら電場を調整していきます。

電場ジャケット

電場ヘルメット

電場毛布

電場コート

電場療法の安全性・副作用

基本的に正常細胞に作用しないため、副作用は抗がん剤に比べて非常に少なく、重篤な副作用は報告されていません。

治療費