肌細胞注入療法+血小板注入療法

肌細胞注入療法+血小板注入療法

プレミアムコースのご案内です。

肌細胞注入療法+血小板注入療法とは

肌細胞注入療法とは

肌細胞注入療法はあなたの肌細胞を使いますので、肌そのものを再生できる最も理にかなった「自然な治療方法」です。もともとあった状態を変形変化させてしまうという『美容整形』的な外科的療法とは全く異なるものです。外科的処置やコラーゲン・ヒアルロン酸などの注入療法では満足できなかったあなたに対して、お薦めしたい最も有効な治療法の一つです。1回に得られる効果には、個人差があらわれますが、それでもヒアルロン酸やコラーゲンのように定着した肌細胞が消えてなくなる事はありません。さらに、あなたの肌細胞を使っているので、副作用や大切な肌が凹凸するなどという心配もありません。副作用や失敗や変形が決して起こらないことは再生医療の特徴の一つです。

血小板注入療法とは

自分の血液にある血小板を利用してしわを消すという再生医療の一種です。専用のキットを用いて、血液の中の血小板を高濃度に濃縮します。これをPRP(Platelet Rich Plasma:多血小板血漿)と呼んでいます。PRP(血小板)の中には様々な成長因子と呼ばれる細胞を活性化させる成分が含まれています。そのため、骨の再生・皮膚潰瘍の治療・歯科インプラントなど幅広く医療分野に使用されています。肌細胞を活性化させる能力もあるので、しわや目の下のくまなどの治療にも有効です。肌細胞がコラーゲン線維を作り出し、徐々に肌を再生していくのです。肌細胞注入療法と同じく、ご自身の血液を使用するため、異物反応・アレルギーの可能性が極めて低いなどの利点があります。施術も容易で、採血をしていただいた後、注入まで40分程度です。

肌細胞注入療法と血小板注入療法を併用した場合の効果

血小板(PRP)には肌細胞に活力を与える成分が含まれており、これを注入することにより今ある肌細胞を元気にすることができます。しかしながら、加齢などにより数が減ったり、コラーゲン繊維を作り出す能力を奪われた肌細胞を活性化させるのは非常に困難なことです。それでは、肌細胞を、安全に無菌的に生きたままの状態で数千倍に増殖させることができる肌細胞注入療法と併用したらどうなるでしょうか。培養により元気な肌細胞そのものを増殖させ、同時にその肌細胞を活性化させる血小板(PRP)を併用することにより、より優れた効果があらわれると考えられます。

治療範囲

  • 目の下のくま・しわ
  • 顔のたるみ
  • ほうれい線
  • 上まぶたのくぼみ・三重まぶた
  • 口元のしわ
それぞれの詳しい症状については、「治療部位」をご覧下さい。

治療の流れ

・医師からの説明・診察
※血液検査(治療に進まれる場合)

検査項目
  1. HIV(抗原・抗体)
  2. C型肝炎(HCV)
  3. B型肝炎e抗原(HBe)
  4. B型肝炎s抗原(HBs)
  5. B型肝炎c抗体(HBc)
  6. 梅毒(TPHA)
  7. ヒト白血病ウィルス(HTLV-1 PA法)

遠方の場合など、他の医療機関で受けらた検査結果をお持ちいただければ、当院での検査は不要です。 ・血液検査項目(印刷用PDF)

  • 耳の後ろからの皮膚採取(米粒程度)
  • 培養用採血
  • 表面麻酔→注入
  • 表面麻酔→注入
  • 注入後 1ヶ月後・3ヶ月後・6ヶ月後 適宜

保存細胞を使って、

  • 他部位への追加注入
  • メンテナンス注入(1.5年~2年に1回)

血小板の注入

20cc程度採血します。この量でだいたい目と口元のしわが治療できます。ほうれい線やおでこのしわなど、顔全体の治療もおこなう場合は、さらに20cc追加で採血する場合があります。専用キットで処理を行い、採取した血液から肌細胞を活性化する能力をもつ血小板のみを分離します。肌細胞の注入と同様、治療部位に局所麻酔を行い、注射器で血小板を注入します。

注入後はしばらく安静にし、注入部位を冷やします。注入部位に腫れが1週間程度続く場合がありますが、これは注入した肌細胞が活性化しているためであり、ご心配しなくて結構です。

培養した細胞の一部を保管して、再度治療する際に使用することができます。
また、皮膚や細胞を長期凍結保存する保管サービスも行っています。
詳しくは、皮膚バンク(保管)サービスをご覧下さい。

error: Content is protected !!